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当社は主業の磁気探査で1993年の創業から現在までに沖縄県内で300発以上の不発弾を発見してきました。
これからも、建設工事の不発弾による爆発事故を未然に防ぐ為、また、沖縄から不発弾がなくなるまで努力していきます。
陸上、海上あるいは空中で地球磁場を測定し、これに基づいて地下の磁性体の分布を求め、地下の構造、岩質、資源などの様子を調べる物理探査の一方法。すなわち、測定磁気値から地球磁場を差し引いた磁気異常によって地下の磁性岩体の存在状況を知ろうとするものである。
一般に磁気探査とは、この磁気変化を探査計で測定し、その磁気異常から地下構造を解析する方法である。(世界大百科事典より)
当社が実施している磁気探査は、不発弾等の危険物が鉄類で出来ていることを利用して主に不発弾を探査することを目的としているが、磁気探査では鉄類すべてを検知することを考慮する必要がある。また、不発弾以外の地下埋設物(水道管・ヒューム管、PC杭等)の探査可能である。
水平探査は、道路改良工事、土地造成(改良)工事など比較的施工深度が浅い工事の事前探査で工事の安全確保の為に実施される。
探査方法は、磁気傾度計や磁力計(センサ)を調査員1名~2名があらかじめ設定された探査測線を人力歩行で移動させ局部的な磁気異常を検知し取得された磁気異常波形を解析することにより磁気量(磁極の強さ)埋没深度・平面位置を算出する。
また、地表面のみの水平探査(一次)と0.5m~1.0m毎計画深度まで探査を実施する水平探査(経層)がある。
橋梁工事、建築工事など杭施工がある場合や、仮設工(土留矢板)の施工箇所など地表面から深い深度まで施工する場合で、水平探査(一次・経層)だけでは工事の安全が確保出来ない場合に事前探査で工事の安全確保の為に実施される。
探査方法は、ボーリングマシンにより調査孔を0.3m~1.0m毎に削孔しながら磁気傾度計や磁力計(センサ)を調査孔に挿入し磁気異常の有無を確認(削孔中の安全確保の為)し、計画予定深度まで鉛直探査を実施し、測定された磁気異常波形を解析する事で、磁気量(磁極の強さ)・埋没深度・調査孔中心からの距離を算出する。
港湾・漁港整備工事、航路浚渫工事などの水域での工事の安全確保は海上探査が適している。
探査方法は、調査船に一定の間隔で磁気傾度計や磁力計(センサ)を木材枠に固定し調査船から吊り下げて海底面に沿って航行して探査する。水深が深い場合に適しており、磁気異常が検知された箇所が特定出来る様にGPS測位機を使用し、磁気異常波形を解析することで磁気量(磁極の強さ)・埋没深度・平面位置を算出する。海上探査の場合、探査区域の面積や水深、探査対象物の諸条件により探査方法の検討が必要である。
水平探査や鉛直探査で検出された磁気異常物を発掘・確認を目的して実施する。
探査方法は、磁気異常点を測量機器等を使用して現場にて磁気異常点の位置を再現し、解析結果から得られた埋没深度付近まで掘削する。埋没深度が深い場合は機械併用掘削する。
その後、磁気探知器を使用して、磁気異常物を発掘・確認し、磁気異常点を除去する。また、磁気異常物を除去した後、再度その磁気異常物が完全に消滅したかを確認するため、磁気傾度計や磁力計(センサ)を使用して、確認探査を実施する必要がある。
海上探査で検出された磁気異常点を潜水士による発掘・確認する目的として実施する。
探査方法は、検出された磁気異常点を、潜水士(ダイバー)が磁気探知器を使用して人力または、ジェットポンプ等を使用して掘削し磁気異常物を除去する。
両コイル型磁気傾度計(大型) (うち1本近傍探査仕様) |
5本 |
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両コイル型磁気傾度計(小型) (うち1本近傍探査仕様) |
5本 |
増幅器(アンプ)(両コイル型磁気傾度計用) | 10台 |
無線機(送信機・受信機) | 3セット |
フラックスゲート型磁力計 (管制器含む)(MB101) |
1セット |
記録計(3ペンレコーダー) | 6台 |
デジタル磁気記録測定用PC | 1セット |
ポータブル電源装置 Anker 535 Portable Power station | 2台 |
ポータブル電源装置 Anker 521 Portable Power station | 2台 |
簡易探知機 (マグネチックローター) |
8台 |
磁気探知機(MB112H形) | 5台 |
金属探知機(RECON PRO 750) | 1台 |
磁気探査較正装置 (較正コイル・電流計・ファンクションジェネレーター) |
2セット |
当社では、構造物(建物など)を施工する前の事前の地質・土質調査を行っています。地質・土質調査を行って地盤の状況を把握することにより、構造物の選択、規模、建物基礎の設計他)の基礎となる資料を提供致します。
地質調査
地質、土質、地下水など、地下部分について、その形、質、量を明らかにすること。
(住宅用語大辞典より抜粋)
土質調査
構造物の設計・施工に必要な地盤そのものの性質を求める為に原位置で行う調査や土質試験。
地質・土質調査の目的は、各種構造物の建設、環境保全、地盤災害対策または構造物の維持管理などのために対象地盤の地質構造と工学的性質を明らかにすることである。
その調査結果は建設事業や環境保全などを対象として地盤の基礎資料を提供する役割を担っている。つまり、土木工事などを行う際に、その地盤に最適な工法を設計する為に必要な資料を提供することである。
(地質調査要領より抜粋)
地質・土質調査の目的 | 構造物の設置 / 環境保全 / 地盤災害対策 / 構造物の維持管理 |
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地質・土質調査の役割 | 建設事業や環境保全の基礎資料の提供(計画・設計の為) |
地質・土質調査の種類 |
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測量は地図や工事用(道路・土地造成)の図面などを作成する場合、用地境界の確認等に広く行われ、その測量成果は、土地利用計画の基礎となり大変重要な資料となります。当社では、各種測量機器や最新の計算ソフトを揃え、お客様のご希望に添う様に、早く、正確な測量業務を目指します。
地球上にある自然又は人口の各物体の相互の位置関係を測定して求め、これを数値や図面で表す技術の体系を言う。数値は多くの場合、ある決められた座標系での座標であるし、図面とは各種の地図である。
(日本百科全書より)
測量の種類
基準点測量(基準点測量・水準測量)
地形測量(平板測量・現況測量)
応用測量(路線測量・深浅測量・用地測量・工事測量)
トータルステーション Trimbie S6 | 1セット |
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トータルステーション Trimbie M3 | 2セット |
電子平板システム Trimbie GUIDER-V | 1台 |
sprinter dateloader.150M ライカ社製 |
1台 |
オートレベル SOKKIA B20 | 1台 |
プリズム SOKKIA APS12S | 1セット |
ピンミラー | 3セット |
アルミスタッフ5m (バーコード式) |
2本 |
その他:トランシーバー / 電動ドリル / 電動サンダーなど |
人々が暮らしやすく快適な生活をする為には、社会資本整備が重要となります。
暮らしやすくする為や経済活動を活性化させる為の、道路、港湾、空港、の整備また、人々の健康や衛生管理の為の上水道、下水道の整備、地震や台風、津波などの災害から人々の生活を守る災害対策(耐震補強、治水、地すべり)など土木設計業務を通じて暮らしやしく人々や環境にやさしいまちづくりを目指します。
不発弾探査の費用を沖縄県が補助します
沖縄県では、民間工事での不発弾等の発見・処理を進めるため、「住宅等開発磁気探査支援事業」を行っています。沖縄県内で、住宅等の新築・建て替えやその他工事を予定している個人や事業者の方を対象に、工事予定地の磁気探査費用を全額補助しています。
申請書の作成から磁気探査まですべて当社が行います。まずはご確認ください。